2014年8月30日土曜日

Pyonkeeで遊ぼう!

みなさん、こんにちは。


夏休みが終わった地域と
あとすこしだけ残っている地域があるとは思うけど
これから秋に向かって過ごしやすい時期になっていくね。

気温の変化がはげしいから体調をこわさないように気をつけてね!

さて、今日は、
iPadでScratchプログラミングが
できるようになった、というお話です。

iPadでScratchプログラミングできるようにしてくれるアプリの名前は、


です。





このアプリはオープンソースといってプログラムの中身がGithubというところで公開されているよ。


ソース?
コロッケ食べたいなぁ


ちゃうちゃう



Macを使っている人はXcodeというソフトを使ってiOS(iPad)シミュレータで動作させることができるのでiPadを持っていないけどMacがある人は試してみてね。

なすラボでもMacのiOSシミュレータを使ってテストしてみたのでレポートするね。

今回テストしたのは、

iOS(iPad)シミュレータのPyonkee + ラズベリーパイのMinecraft Pi + Scratch2MCPI Nasu-lab flavor

の動作です。

8月初頭にMinecraft Piのワークショップを実施しましたが、ScratchとMinecraft Piのウィンドウ切り替え作業がなかなか煩わしく、小学校低学年のこども達には苦行・・・というのがあり、これを解決できたらいいな、と思っていたところにPyonkeeの登場です。

Scratch(Pyonkee)はリモートセンサー接続ができ、リモートというのはネットワーク越しに使えるという意味も含まれています。

ラズパイにあるScratch2MCPIのプログラムを少しだけ書き換えて Pyonkee に接続するようにします。必要な情報はPyonkeeの動作しているMac(iPadを使っている場合はiPad)のIPアドレスとPyonkeeの遠隔センサーの待ち受けポート番号(42001など)です。

MacでPyonkeeをiOSシミュレータで起動して遠隔センサーを有効にします。そして、ラズパイでMinecraft Piを起動して適当なWorldでゲームをスタートさせます。

そして、ラズパイのLXTerminalを開き、書き換えたScratch2MCPIを起動します。これで接続がうまく行けば、あとはPyonkeeでMinecraft Piの世界をプログラミングできるようになります。

以下の写真は"hello_minecraft"というメッセージをMinecraft Piに送信するだけのプログラムを実行した時のものです。Minecraft Piの画面内に"hello_minecraft"と表示されているのが見えますでしょうか。





ここまでくればあとは普通にMinecraft Graphics Turtleプログラミングができるので、Pyonkeeで構築物を作るプログラムを作成してみます。

その実行後の様子が以下の写真になります。




ダイアモンドブロックがタートルの役割を果たします。これがPyonkeeプログラムの指示通りに動いて黒い羊毛ブロックの四角い囲いをあっという間に作ってくれます。

少し場所を移動して2つほど構築物をつくって上から見てみました。




複雑で巨大な構築物を自分の手でひとつひとつ作る楽しみもあるけれど、頭の中で考えた通りの構築物をプログラムで表現するのも楽しいですよ!




Pyonkeeの登場で

いつでもどこでもプログラミングできる

ようになる、ということも大きいですが

「何かとつながる」

をより身近にしてくれるということも楽しさを倍増させてくれる要素だと思います。

ちなみにPyonkeeとつながるものとして


さんのPyonkee2Hueとか


さんのPyonkee2Romoとか


がYoutubeの動画で紹介されています。


すっごく楽しそうです!

機会があったらトライしてみてくださいね。

2014/08/31追記:


さんが、遠隔センサーに関する解説記事を書いてくれています。
興味のある方はご覧ください。

Scratch(スクラッチ)を外部のプログラムなどとつなぐ「遠隔センサー接続」を解説する(その1)

Scratch(スクラッチ)を外部のプログラムなどとつなぐ「遠隔センサー接続」を解説する(その2)

Scratch(スクラッチ)を外部のプログラムなどとつなぐ「遠隔センサー接続」を解説する(その3)

Scratch(スクラッチ)を外部のプログラムなどとつなぐ「遠隔センサー接続」を解説する(その4)

スクラッチからツイートするよ - Scratch(スクラッチ)を外部のプログラムなどとつなぐ「遠隔センサー接続」を解説する(その5)





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